いずみさん

書かれた顔のいずみさんのレビュー・感想・評価

書かれた顔(1995年製作の映画)
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大野の身体のみなぎりそこから限りなさがはじまろうとするが身体に阻まれて常に有限でありつづけもしそれでもあとからあとからあふれてくるそして時が 音にとけるのも夢中に〜の標語もスポットライトの陽の光で育ったことも全員が役のときもシアトルのマクロ視点が私たちをゆるしていたこともなにものでもない私たちがなんにでもなれるのも子どもだったからだけどでも子どもにはできない 時間(???) 大野の音との関係性一体なに かなしみとあい、祝福
杉村春子のお扇子を一間ずつ閉じる仕草のうつくしさ魔術感一瞬と永遠少女でも大人でもあるあれはぎりぎりお芝居段田安則がセールスマンの死でセットの段差に気づいて訝しむ演出や、北州の動きだすかださぬか、止まるか止まらぬかの瞬間の踊りに似ているのかもしれない(様々な境界のあわい)
玉様の欲が玉様を現世の中で生かしてる
いずみさん

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