ヨーロッパを旅行中に忽然と消息を絶った妻ドナを探すため、ウォルターとその息子クリスがタッグを組む。しかしドナが失踪した原因はウォルターが背負う複雑な過去にあるようで…。
『ザ・ダーク』同様、こちらもタイトルが単純すぎるものの最後まで楽しめた。まあ話自体は何てことないのだが、85年というとマット・ディロンがアイドルスターから演技派俳優へと脱皮するためのステップを歩みはじめた時期だったと思うのでそういう意味ではなかなか味わい深い作品といえるだろう。
時折見せる少年のようなあどけなさと大人びた表情が混同し終始目が釘付け!ただ冒頭で母親の黒いパンツを頭に被っているシーンは意外とマットの素顔っぽいな~と思ってみたり。