原作 村上春樹とのことですが、
村上春樹とチェーホフをいい感じにブレンドした作品と思いました。
淡々としていながら、染み込むように深く深く入ってくる作品。
人間誰しも生きていれば何かしら
亡き人への想いや、罪悪感や後悔や、
取り返しのつかないあれこれを反芻し思い悩んだりと、いろいろ抱えているもので、
それとどう向き合って、この先を生きていくかという心の変遷と示唆を描いていた。
普遍的なテーマと多言語、多様性であることが、欧米で評価が高いの理由なのだと理解。
岡田将生さんが、いい感じのクズを演じていて、ニヤニヤしました。
単なるイケメン俳優に終わらず、近年、ますます良い俳優になってきていて嬉しい限り