アカデミー賞作品賞ノミネート作。
話題作であることもあり、ずっと気になっていたのでようやく見に行けてよかったです。
正直ちょっと消化しきれていないのでスコアは敢えてつけません。
「ワーニャ伯父さん」の台詞が印象的に挟み込まれながら、淡々と進む物語でした。
一つ一つの台詞に意味があるように思えたけれど、その意味を咀嚼しきれないまま進んでいってしまったので、消化しきれなかったのだと思います。
奥行きがあって、とても文学的な作品でした。
もう一度見たら分かることが色々とありそう。
回想シーンが一度もなく、過去のことも全て、現在進行形の登場人物の言葉のみで語られていたのが印象的でした。
自分の心に真正面から向き合い、時に矛盾さえも受け入れながら、結局、わたしたちは生きていかないといけない。
そんなメッセージを感じました。