えっ？犬っころは何故そこに？
予告は何度も見たけど、どうも惹かれなかった作品。
でも仲良しさんの評価は高いし、アカデミー賞にノミネートされたりと、何かと話題なので観ることにしました。
緑内障だけど車が運転したい話し。
この原作どころか村上春樹さんは1作も読んだ事無いし、映像化作品も多分1本も見た事ありません。
予告見て妻が死んだ後の車の運転手と夫の話しってのは知ってましたが、あれ？奥さん生きてますよ？
しかも全体の3分の1くらい。
その間西島秀俊と奥さん役の人、どんだけちゅーするねん！？ってくらいちゅーしてました。
映画でありがちな着衣おSEXは回避。
まあポルノでは無いので絶妙に何も見えないアングルでしたが。
性に対して自由奔放な奥さんと、浮気してるのを知っていながら関係が壊れるのを恐れて何も言えない西島秀俊の、いつ全てをぶちまけるのか危うい会話にドキドキ。
で、全てを終わらす話合いがあるのかと思ったら…、言わへんのかい！
でも映画としてはここからが本編。
演劇を行う為に広島に行った西島秀俊が、事故などのリスクを恐れた主催者側に無理矢理運転手をつけられて、嫌々関わっていく。
大昔、ボクの別れた妻が言ってたんですが通学のバスの運転手さんで停車がめちゃめちゃ上手い人がいて、スッと停まると言ってました。
劇中のドライバーも「加速も減速も重力を感じないほど滑らか」と言われてたのでそんな感じか？
順調に進んでいたと思っていた仕事が、ある事件をキッカケに公演中止の危機に陥る。
その時西島秀俊とドライバーは北海道へと向かうんですが、その車内で誰にも言えなかった秘密を語る。
こちらは以前勤めていた会社でパートのおばさんが言ってた事なんですが、車と言う密閉空間で2人っきりになると逃げ場がないと観念するのか、息子さんが普段答えてくれない事も話してくれると言ってました。
勿論西島秀俊とドライバーは心を通わせたってのもあるけど、少なからず密閉空間で外部に漏れる心配が無いって感情も有ったんではないかと思いました。
西島秀俊とドライバーの会話は非常に心地よく、逆に岡田将生との会話は事実を知っているのに言わない緊張感があって魅入りました。
ラストの意味が分かりませんでしたがw
この日は午前中用事があったので仕事を休んだんです。
思いの外用事が早く終わったので仕事に行けば良かったんですが、休むと言ってあるのでもう良いかなぁ、ってw
と言うわけで予定外の時間が出来たので、こんな長い作品を観ることにしたんです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊鑑賞記録＊＊＊＊＊＊＊＊＊
鑑賞日：2022年3月9日
鑑賞回：16:40〜19:50
劇場名：MOVIX京都
座席情報：シアター⑥ O-3
上映方式：2D
レーティング：PG12
上映時間：179分
備考：ﾘﾋﾟｰﾀｰ割引
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