このレビューはネタバレを含みます
村上春樹のねっとり感は割とアク抜きされてて意外にも淡々とした雰囲気だった
人によっては怒りや、憎しみなどが強く出てしまうかもだけど、そう言った点でいうと我慢というより、悲しみはあるけれど、過度な期待や執着はないし、それとこれとは別みたいな感覚があるのだろうか?その曖昧さはなんともいえない人間関係の空気になっててなんかリアリティがあった
映し出される風景はとても美しく
唯一執着していた車も最後譲ってるところとかなんか解決という感じもしなくともない
三浦透子のしめくくりなかなか良かったな