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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期のtackyのレビュー・感想・評価

2.8
最後まで悲しい物語である。

シリーズ主役のマイケルの最期までを描いた文字どおり「コーダ(最終章)」である。パート3が不評だったので、新たにディレクターズ・カットを入れて、再編集した作品。

裏事情によれば、元々二作で終わる予定だったが、「ワン・フロム・ザ・ハート」の大失敗によって生じた借金の返済のために、パート3を撮ったらしい。そりゃ駄目なはずだ。
それを抜きに観ても、ロバート・デュバルに出演を断られたり、ウィノナ・ライダーがやる予定だった娘のメアリーが、ソフィア・コッポラ(どこを取っても魅力が無い)になるなど御難続きで、やはり二作で終わるべきだった。

肝心の最期も、ディレクターズ・カットではアッサリ終わらせたのも疑問だし、売りの冒頭のシーンもラストシーンも、むしろパート3のやっつけ仕事の方が良かったと思う。
はたして、このシリーズの鬼子なのか?
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