2020年、コロナ禍での公開だったのか。
映画としては良くも悪くもなかったが、ただ、「日本国憲法」がどのようにして作成されたのかを知るキッカケづくりとして、日本人なら一度は観ておいて良い作品かもしれない。
こうした作品は保守とリベラルで意見が分かれるので、正直、このFilmarksにもレビューが書きづらい笑
「日本国憲法」で思い出すのは、憲法9条について高校3年生の受験期に親友と交わした言葉。
中学から高校にかけて学校も部活も一緒で家が近かった親友が、塾の先生から早稲田の赤本の現代文を解くように言われたらしく、私の家へ赤本を借りに来た。
受験生になり勉強をしていると受験とは関係ないことが気になってくるものだ。私と親友は、この時、「『憲法9条は世界に類を見ない素晴らしい平和憲法だ』と小学校(公立)の頃から教えられてきて何の疑問も持たず信じ込んでいるが、本当にそうなのかしらと最近思う…」というような話をした。日本は軍隊も持っていないが、それは国家として果たして成立しているのだろうかと。
己の身は己で守る、それがどうしてできないのだろうか。
それがなぜ他国から非難されなければならないのか。
