このレビューはネタバレを含みます
[Story]
福島県・南相馬市にある、約100年にも渡り地元住民たちから愛され続けてきた映画館『朝日座』の支配人を務める森田保造が閉館を決意し35mmフィルムを焼却処分していたところ、経営が傾いた映画館を立て直すことを目的に東京からやってきた"茂木莉子"と名乗る若い女性が突然現れ……。
[Review]
総合評価 ★★★★★★★★☆☆ (8/10点)
オススメ度 ★★★★★★★☆☆☆ (7/10点)
[Memo]
率直に言って面白かった。大まかなあらすじこそはそれなりだが舞台が福島県南相馬市であり背景に震災やコロナなど考えさせられるものがあることで安直だがドラマに深みが感じられましたし、人物設定もまたユニークなものとなっていて、彼女たちが織り成す人との繋がりや温もりに目を向けさせられる人間模様にはほっこりとさせられる。散りばめられたコメディもほど良くて好印象でしたし、個人的には好きな作品。