ヤマダマイ

ボブという名の猫2 幸せのギフトのヤマダマイのレビュー・感想・評価

4.0
ベストセラー作家となったジェームズとボブ。クリスマスのある日、過去の自分と重なるホームレスのミュージシャンと出会ったことを機に、ジェームズはボブとの絆が試された過去のクリスマスの出来事を振り返ります。

前作は“ドラッグ依存×猫かわいい”という異色の掛け合わせをバランスよく魅せていました。

続編となる本作のテーマは“貧困×猫かわいい”
クリスマスという、貧富の差が普段より浮き彫りとなる時期に、今作ではお金だけが“裕福さ”なのか?と、改めて考えさせられました。

一方でボブのキュートさも本作で炸裂!サンタコスをはじめ、寒くて毛布にくるまったり、犬(デカい)と喧嘩したりなど、様々な“喜怒哀楽ボブ”を見ることができます。

実際、前作以上にボブの感情が豊かに見える演出が増えたと感じます。また冬が舞台なので、ボブがもっふもふなんですよ…くぅ~!

前作はドラッグ克服というかなりシリアスなシーンがありましたが、本作は割と王道の感動ドラマなので、より多くの世代の人に観てほしい尊い作品となっていました!
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