アメリカ映画ってヒッチハイクの場面がよく出てくるけど、いつも思う、なんで乗るかな〜乗せるかな〜、って。それは地獄への入り口かもしれないのに。
C・ノーランも絶賛したという本作、ニューマスター版で久しぶりに鑑賞。ルドガー・ハウアーの青く冷徹な瞳が印象的(『ゴールデン・リバー』が最後のメジャー作？)
ルドガー扮する自称ジョン・ライダーは逮捕されてみると戸籍もなくて「出身は？」と聞かれて「ディズニーランド」と答える。そのジョンがダイナーでジムの両まぶたの上にコインを置いて去っていくのだが、これは″冥銭″といって死者が(日本で言う)三途の川を渡るときに渡し守に払うお金、これを知ってるとこの場面の恐ろしさ激マシします。
死んだと思ったら起き上がって後ろに立ってる😱とかの定番場面もありロード・サスペンス・ホラー(勝手に命名)として今見ても充分楽しめる作品だと思います。C・トーマス・ハウエル主演の続編もあるらしいけどこちらは大コケだったみたい。
