もりゆうき

ステージ・マザーのもりゆうきのレビュー・感想・評価

ステージ・マザー(2020年製作の映画)
3.5
お金をかけたホームビデオみたいな感じだった。

色んなことを経験した高齢の方が、若者たちの悩みを解決したり、頑張らなくていと安心感を与えたり、そういうのは大好きだ。マイ・インターンなんてのがまさにそう。
そして、最強のふたりみたいな、新しい生きる意味を得るという話も狂おしいほど好きだ。

そんな黄金テーマがガッツリ入ってるのが今作。
90分というちょうどいい時間で、苦しい挫折シーンもなく、楽しい気分になれるし、音楽も詰まってる。

でも、要素を詰め込みすぎて、うすーくなった感じ。
物語の動きが早いから、登場人物への感情移入もそんなにできないし、え?なんで?ってなる行動もある。

前向きになるために流し目で見るのには丁度いい映画かもしれない。
(試写会鑑賞)
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