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エスター ファースト・キルのliamのレビュー・感想・評価

3.6

監督は「邪悪は宿る」のウィリアム・ブレント・ベル。出演は「エスケープ・ルーム2:決勝戦」のイザベル・ファーマン、「ハスラーズ」のジュリア・スタイルズ、「リベンジャーズ 命の奪還」のロッシフ・サザーランド、「ミッドウェイ」のヒロ・カナガワなど。

裕福なオルブライト家の娘エスターが行方不明になってから4年の月日がたつ。ある日、警察から彼女が発見されたという知らせを受け、両親と兄は数年ぶりの再会を喜び、6歳から10歳に成長したエスター(イザベル・ファーマン)を家に迎え入れる。再び家族そろって幸せに暮らせるかと思われたが、4年ぶりに戻ってきたエスターはどこか様子がおかしかった。

「エスター」の続編である作品。第一作以前のコールマン家に引き取られる前を描いている。

引き取られた最初はもっと上手くやるのかと思いきや、序盤から結構ミスっていて笑ってしまった。笑 飛行機内で、自分のミスに自分でブチギレていたのも笑ってしまった。笑

家族に強い執着を見せるエスター。きっとどこかに受け入れたいという欲望があるのだろう。それが狂気を生み出しているのかも知れない。

途中まではなんてことないホラー映画の続編かなと思っていたが、展開に捻りがあってかなり驚いた。ただの凡庸な続編になっていないのは非常に良い。
途中からサイコ同士のバトルロワイヤルになっていて、この展開の方が個人的に好み。笑

エスター役が前作と変わらずイザベル・ファーマンがやっている事に驚いた。演出方法でなんとか10歳っぽくしていた。CGを使用しないで撮る事はかなり難しかったよう。

狂気の女達を描いた映画。
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