これは、、、思いの外、衝撃作でした。


「壮烈第七騎兵隊（41）」と同じくグリージーグラスの戦い又はリトルビッグホーンの戦いを題材にした作品。

壮烈とは違いこちらの方が史実に基づいているようだ。なかなか想いを馳せてしまうラスト🥺。


冒頭から不倫劇が始まり、なんのこっちゃい？と思いながらも、先住民との戦いのため、不倫した側、された側が共に連絡隊として遠征に赴く。


それよりも道中の兵士たちのやりとりが、妙に生々しくて見入る。志しは皆持っているものの、それぞれビビるものもいれば、我が我がと躍起たつものもいる。


この戦いの意味を考えさせられた。
彼らは犠牲者でもある。
その歴史を知れる価値ある一作。

本作を観ると「壮烈第七騎兵隊」の脚色がいやらしく思えてきた😑。

妻を寝取った男と共に決死の作戦に赴く騎兵の話。
原題通りリトルビッグホーンの戦いモノなのでラストは『七人の侍』というか『肉弾鬼中隊』のアレなのだが、直前の決死の覚悟の読み上げがかなり泣かせる。
森の中で取っ組み合いが始まるときのカメラワークも臨場感あって良き。