菜南子

15の夏の菜南子のレビュー・感想・評価

15の夏(2020年製作の映画)
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[15歳、自分が成長する糸口を探そうともがくお年頃]
Miliは母と2人で暮らす15歳。母はまだ子供だからと言わんばかりの行動、Miliは寂しさを覚えている。ある日、一緒に行くはずだった旅行にMiliは行けないと言われてしまう。その代わりにMiliは同年代の男女交えて、旅行に行くことになった。

性や死に興味がある年齢。男の人の隣を躊躇う瞬間、死を体験したくなること。誰でもあるだろう。それらを経たとき、背中が変わる、表情が変わる。

照明の光と影の使い方、フィルムの質感、少ないセリフと行間、全部よかった。
お気に入りは柵越しのシーン。
菜南子

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