男女同権が問われて半世紀、この人たち無しには映画がなりたたない。
格闘アクションだけでなくカースタント、階段やビルから落ちるシーンまで紹介に暇がない。
初代ワンダー・ウーマンやドラマ版チャーリーズ・エンジェル（なぜか字幕が地上最強の美女たち）を演じていた方たちに、現役世代がインタビューするパートが良かった。
1910年代のハリウッドでは女性が主役だったこと、男たちが締め出そうといまもしていることなど、差別と戦う姿勢もいい。
テンションの高い映画だが、惜しむべきは構成がよくない。
お仕事の内情を紹介するなら、「映画音楽の世界へようこそ」のように歴史、格闘、カースタントなどパートをわけて作って欲しかった。
しかもパンフがない。
字幕はスタントウーマンの名前だけで、英語の名前下に出ている出演映画は急いで読みとるしかない。
こういう映画な、なおさら名前が残るパンフも欲しかった。
