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人生はあるがままにのkotomiのレビュー・感想・評価

人生はあるがままに(2020年製作の映画)
3.5
個人的にはとても好き。
映像が綺麗で、全て神秘的なことだ。と感じさせてくれる。

“子どもが欲しい。
自分たちの子どもが欲しい。”

子供ができないかもしれない、ということになると、ますます欲しさは増す。
けれどそれは、本来の欲しいとはちょっと違ってきたりして、互いがズレだしたりする。きっと、なんで欲しい?って聞いても、うむ、となってしまうのだろうな。。

私たちなら子どもを幸せにできるのに。
あんなことしてたら子どもが可哀想、と周りを見てしまったり、、段々と目的がずれていく。
ゴールが子どもを授かる、となってしまっている夫婦が、幸せそうだけど、難あり家族と出会い、いろんなことがおこる。

幸せそうだけど、子供が幸せとは限らない。
本来、子どもの幸せを親は望むわけだけどね。

終盤あたりから、あの時、ああしていれば、、というような過去も出てきて、どんどん辛くなっていきます。。



子どもを授かる前に、夫婦という前に、どんな風に自分は生きていきたいのか。パートナーとどう向き合って人生を共に歩んでいこうか。
今後自分がどう生活していきたいか、と、ある意味、自己中な考え方にさせてくれた映画。
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