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栗の森のものがたりのmutsukidosuのレビュー・感想・評価

栗の森のものがたり(2019年製作の映画)
4.1
美しい映像に心惹かれる物語。
大工のマリオと栗売りのマルタの一瞬の交差を描いて、御伽話として語られるのだが、マリオの現実、記憶、幻覚、夢といったものが渾然一体となり、溶け合って、映画が成り立っている。それが、美しい映像なので、こちらは、吸い込まれるやうに魅入ってしまうのだ。かつて、この様な記憶を自分自身も持っていたかのように…。
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