とにかく映像が絵画の様に綺麗
ストーリーは第二次世界大戦後のスロベニア。シンプルで淡々と描き、どこか寓話的な感じはするけど、難解かもしれない。
妻の言葉に耳も感心も興味すら持たなかった老人と帰って来…
■短い映画だったけど、
美しさ・寂しさ・孤独・死…全てがあった。現実と幻想の境界線みたいな。
室内のカットはヴィルヘルム・ハンマースホイの絵画みたいだし、光が射せばそれはフェルメールみたいに見えた…
時々現れる、「私、何でこの映画がたまらなく好きなんだろう」と不思議に思う一作。
映画の雰囲気からして、静謐な、田舎の生活が描かれるのかと思いきや、主人公をはじめ、皆人間くさい。嫌な奴だなと思いつ…
全編全カットがまるで絵画のような作品で、まさしく大人のための寓話だった。といっても愉快なおとぎ話ではなく、生と死を静謐に見つめた鎮魂歌であり、悠然とした時間が流れる森の記憶を辿る物語である。
舞台…
クレプスキュール配給作品は、オルガに引き続き2作目である。
栗の森で起こる静かで、しかし重厚なおとぎ話。
この独特な空気感、そして映像の色気はどこ由来なのだろうか。
例えば、川に流れる栗をマリオ…
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