栗の森のものがたりの作品情報・感想・評価・動画配信

栗の森のものがたり2019年製作の映画)

Zgodbe iz kostanjevih gozdov/Stories from the Chestnut Woods

上映日:2023年10月07日

製作国:

上映時間:82分

ジャンル:

3.7

あらすじ

『栗の森のものがたり』に投稿された感想・評価

oto
4.3
光。構図の美しさ。孤独。貧しさ。それでも美しい生活。芸術の価値。もう無くなってしまった人々、土地。死んだあとあの3人が私の元にもきてくれたらいいな。
bnd
4.5
動く絵画とさえ形容できそうな幻想的でこだわり抜かれた贅沢なショットの数々と奥ゆかしい余韻で感激に浸る
akitof
3.5
とても良かったです。
静けさと音楽の大きさの対比が良かった。


時々現れる、「私、何でこの映画がたまらなく好きなんだろう」と不思議に思う一作。

映画の雰囲気からして、静謐な、田舎の生活が描かれるのかと思いきや、主人公をはじめ、皆人間くさい。嫌な奴だなと思いつ…

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Flow
4.0

全編全カットがまるで絵画のような作品で、まさしく大人のための寓話だった。といっても愉快なおとぎ話ではなく、生と死を静謐に見つめた鎮魂歌であり、悠然とした時間が流れる森の記憶を辿る物語である。

舞台…

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凡人
4.1
いまはなき小さな村に捧ぐ小さなお伽話。終わりが来ることを知っている人たちの謙虚で健気ではかない物語だった。

光が徐々にさす部屋でゆっくりと輪郭をあらわす花や食器たちの美しさ。
som
4.4
このレビューはネタバレを含みます

クレプスキュール配給作品は、オルガに引き続き2作目である。
栗の森で起こる静かで、しかし重厚なおとぎ話。

この独特な空気感、そして映像の色気はどこ由来なのだろうか。

例えば、川に流れる栗をマリオ…

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mmk
3.8
「死」について美しく切り取った映画。全ての生命の1つの終着点である死でさえも、美しく感じてしまう瞬間がある。
構図にすごくこだわりを感じた。
snmc
3.8

クレプスキュール配給作品を漁って、見た。1950年代、第二次世界大戦後にイタリアとユーゴスラビアの国境地帯にあたる村が舞台。現実と記憶と夢が溶け合って入れ子構造になっているが、最後は綺麗に円環して、…

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大戦後間もない1950年代の旧ユーゴスラビアの辺境の村で老夫婦の死が描かれる。
死ぬって確実で絶対的なことだから、こんな風にユーモアで向き合うのはありだと思う。

アンド、おじいさんの男のロマン。

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