パパのエクソシズムはギャグなの?違うの?と小一時間問い詰めたくなります。
エクソシズム物は悪魔憑きがあってそれを祓うストーリーなのでそのあたりはまあありがち。
そういう制限の中でも人間ドラマ、祓う側の葛藤であるとかそこに至るまでの人物描写で魅せたり、あるいはコンスタンティンのキアヌ・リーブスやスレイヤーのガイ・ピアースのようにキャラクターやスタイルで魅せる、というのが必要。
一見パパはネオ・ヒッピーとでも言うようなちょっと格好よさげなスタイルのキャラクターなんだけど、特にイケメンでもない。
髭モジャなんだけどなんだか安っぽいというか貧相というか…
何といっても呪文?がギャグ。普通エクソシズム系はなんだかんだラテン語か英語の悪魔祓いの言葉で締めるのだが、良くわからない呪文が完全にギャグで、それを口走りながら妙に真に迫るパパには失笑しかない。
パパの姿を見て失笑する目的なら見てもいいかもしれませんね。
僕なら見ません。