「これからは茶色と黄色の時代だ」
優秀ではあるものの貧困層の生まれであるがゆえに燻り続け、カースト制度という檻、そして家族という檻に縛られるバルラムが、富裕層の第一運転手になったことを足掛かりに成功を目指していく。
インド映画ではあるが歌わないし踊らない。豪華なアクションもない。
インターネットを知らず、歯磨きすら親に教わらなかったひとりの青年が、成り上がるためにもがく物語。
ニコニコ愛らしかったバルラムがある出来事をきっかけにどんどん壊れていく様子に胸が痛む。
あれ?そこで終わっちゃうのか、と少し残念に思いはしたものの、わたしは割と好きだった。