前作の「マスカレード・ホテル」と同じように,すでに小説で内容は知っていたものの,主演2人の魅力に抗えず,映画館で視聴。
結末が分かっていても面白い映画でした。
木村拓哉と長澤まさみの好演はもちろんのこと,舞台となる「ホテル・コルテシア東京」は,どちらかといえばこじんまりとしたホテルなのですが,その限られたスペースに,次々とこれでもかと名優たちがチェックインしてくる場面は,「俳優・女優の玉手箱やー」の世界観です。
冒頭のキムタクによるダンスは,見惚れてしまうようなダンスでした。きっと猛特訓されたんだと思います。
ただ,ダンスシーンが異様に長く,僕は途中で「長すぎる!」と心の中でツッコミを入れてしまいましたが,この伏線はちゃんと回収されますので,これから映画をご覧になる方は,どうぞ安心なさってダンスシーンを楽しんでください。