ししまる

ブレット・トレインのししまるのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.4
◼️概要
2022年米日西のアクションコメディ。運の悪い殺し屋レディバグは、依頼人のマリア・ビートルからブリーフケースを盗む仕事を請け負い、東京発京都行の日本高速電鉄・東海道新幹線ゆかり号に乗り込む。目当てのケースを見つけるものの、殺し屋が次々と襲いかかり、京都では世界最大の犯罪組織を率いるホワイト・デスが待ち受けていた。
◼️キャスト
レディバグ:ブラッド・ピット、ホワイト・デス:マイケル・シャノン、マリア・ビートル:サンドラ・ブロック、新幹線の乗客:チャニング・テイタム、レディバグの同僚:ライアン・レイノルズ、殺し屋木村の父:真田広之
◼️メモ
伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」が原作。製作費最大9000万ドルに対し世界興行収入2億3900万ドル。新型コロナ流行による渡航制限などが影響し、日本ロケは行われず、米で撮影。原作は東北新幹線が舞台だが、本作は東海道新幹線がモデル。原作の日本人キャラをブラピらが演じたため「ホワイトウォッシング」との批判が起きた。
◼️感想
日本ロケはなく映像素材のみだが、近未来的な街がうまく再現され、列車内も乗客が「菅氏 自民新総裁」が一面トップの産経新聞を読んでるなど細かい。
東海道新幹線の最高速度は285kmだが、ゆかり号は350km。京都行きだ言いながら、行き先表示は「新大阪行き」となってるなど、突っ込みどころも楽しい。麻倉未稀の「ヒーロー」、坂本九の「上を向いて歩こう」が流れたり、京都市街に新幹線が脱線したりする終盤はよき。
コロンビアピクチャーズ製作だからスマホはもちろんXperia。なぜファジーウォーター?
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