小さな田舎町で起きたクリスマスの大事件
サムはバーで意気投合した女性エッダと共にドライブ中に助けを求める声を聞く
声の主を助けたサムは一緒に謎の男達に狙われる羽目に…
危機を感じたエッダはサムを助けるべく行動を始めるのだった
ドイツ産の群像劇調のクライムコメディと言った感じでしょうか
騒動に巻き込まれたサム、そのサムと意気投合した女性エッダ、ボスの妻に手を出して命を狙われる青年ルーディ、ルーディと目撃者のサムを追うハーマンが主な登場人物
所々で恐らく笑どころがあるのですが、ドタバタ劇ってほどではなくシリアス感を引きずっているのでどっちつかずな印象です
ちょっとしたイベントを交えつつそんな感じがだらだら続きますね
やたらキャラが濃い人が途中何人か出てくる部分は楽しめました(人によって個性差が大きすぎる笑)
見どころは後半一度話がまとまりかけてからのハーマンの凶行がひと盛り上がりさせてくれます
一気にハラハラ感が出てきてこれまでと違った楽しみ方ができました
ゆるーい感じからのハラハラが良かったのですが、間延びし過ぎちゃった印象です！笑
コメディなのかスリラーなのかどっちかに寄せるともっと面白くなりそうな気配はありますね
そして、スタッフロール前の最後の最後にきっと皆さん困惑するはず…
緩さとポテンシャルは感じられる作品でした！
