ツネイシ

内なる獣性のツネイシのレビュー・感想・評価

内なる獣性(2020年製作の映画)
3.2
元軍人のレオニダは過酷な任務
の果てに心身ズダボロになって
薬がお友達の親爺。

別れた妻と息子と娘がいるけど
兄貴は何だか親爺を敬遠してる
カンジ。

兄貴がアホなダチとじゃれてて
目を離した隙にサクッと誘拐
されちゃう妹。

レオニダは古傷やPTSDに苦しみ
ながら娘を攫った奴等を追う。

序盤から中盤のカーチェイスやら
ギャングと警察の緊張感が漂って
る衝突やらノワールな雰囲気が
後半は後退してしまってる。

やや月並みな家族の葛藤とそれの
解消に比重が行くのと、誘拐犯の
親玉がチョビ髭のマンガちっくな
ビジュアルで雰囲気のない悪役で
バトルは肉弾戦が泥臭いけど微妙
なカンジだった。

96時間と全然違います。

レオニダは腕利きでも不死身
でもないゴツい初老の爺さん
で捨て身で頑張ってる感は
凄くある。

最後レオニダが娘救出の為とは
いえかなり無茶して警察に迷惑
かけた分ちょっとだけお勤め😅
してるのとか嫌いじゃない。

エンディングもちょっと好き。
ツネイシ

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