このレビューはネタバレを含みます
なぜかヒグチアイの新曲?のコメント欄にこのタイトルがあり、さらにラジオ「むかいの喋り方」に登場してきたため、鑑賞。でも、このタイトル聞き覚えあると思ったら、原作を読んだことあったな。
20代、しかも幼めの、と40代どちらも違和感なくえんじられている森山未來がまずすごい。伊藤沙莉がかわいい。
かなり後半まで、ふむこういう感じね、
という感想だったけど、途中から森山未來が中心におり、その周りを色んな人が過ぎ去っていっている感覚がなんとなく自分の中にも湧いてきた感じがした。
自分は同じ地点にとどまっていて、周りがやってきては去っていく感じ。とはいえ、森山未來自身も変わってはいるのだが。
確か原作を読んだ時は、かなり恋愛小説寄りで、大恋愛を見せられたぜ、っていう感想だった気がするけど、自分と他人が関わっては消えていく感じが理解できて、共感もでき、おもしろかった。