90年代を生き抜いた30〜40代には深く刺さる!
非常に間口の狭い作品!
「世紀末」となる1990〜2000年代の
良くも悪くもエネルギッシュで閉塞的な雰囲気を、
そのままパッケージしたような空気感が苦しくも懐かしい。
思い描いた「理想像」とは違う、冴えない自分からの回顧録だが
思い返すエピソードも決してキラキラ100%では無いビターな内容で
意外と救いが無い!
時間を遡る作りは「?」を残して進むので求心力は強いが
少し分かりづらいかも…
なんかメッセージ受け取りづらい、「ノスタルジー」を羅列した様な…
(ただ90年代の映画はそんな作品が多かった)
SUMIREさんのエピソードは好きでした!
(スワロウテイルオマージュかな!)
ただ、駄作とは言い切れないのは自分も90年代を生きたからかな?
何度か見返してみたい!あと原作が気になる!
木村和平さんの写真は無条件で素晴らしかった