良くも悪くも時代と共に自分の周りにあるもの、自分の周りにいる人が変わっていく、けど自分はどこかずっと変わらなくてどうにか年相応に、社会に適用できるように、と普通の生活をしていったサトウ。普通じゃないことを毛嫌いするのではなく、意図せずに一般的な人生を歩んでいるんだけど昔を懐古するとどことなく自分がつまらないなあと思えてしまうんだよね。
現代から昔の思い出の初めから始まるのでなくその昔の思い出の初めまでを遡っていく物語の構成があまり見たことがなかったので面白かったし、それがある意味、見ている人をどこか懐かしく感じさせるのかなと思った
音楽やファッションが時代にしっかりあってる感じ、サトウとして森山未來がしっかり20年間生きてるのが良かった。
