このレビューはネタバレを含みます
ミレニアム・サブクソ女が人を振り回す話
面白いかと思わせて、いつ面白くなるのかと思わせて
伊藤沙莉が出たら面白くなるだろうと期待してたら
伊藤沙莉がフツーを嫌い特別になろうとするフツーのサブカルクソ女で面白くなかったお話。
よくあるお話で、いつまでも引きずっててはいけないんだなというのがよくわかりました。
主人公佐藤がどんどんすり減っていって、搾取され搾取される大人になって
そんな中で唯一の安全地帯がラブホテルだったのかなって思ったけれど、そのラブホテルもいつの間にか取り壊されていたという
ドラマとして、いまいちラブホテルの重要さが伝わってこなかった。
自分の心の拠り所が、かおりがゴースティングしてから思い出したくない場所になっていって、最後に踏み込んだら消えていたというのが良いのだけど
ホント、ドラマとしてそこまで伝わらなかった。
大島優子のくだりもいらなかったし、ヤクザの人はマジで居なくてもよかったくらい
原作は考えさせられて面白いのかもしれないが
映画はただ字面を映像にして表現しただけに感じた。
上手く見えてるのは俳優たちが上手いから
この映画におっぱい出す価値はなかった。
ただ残念