キラウエア

ボクたちはみんな大人になれなかったのキラウエアのネタバレレビュー・内容・結末

2.4

このレビューはネタバレを含みます

あの時代を生きたひとりとしてもの凄くノスタルジーな気持ちだった。世界観は嫌いでは無い。しかし面白かったかと聞かれたら…別に…と答える。

今の現実を知った状態から過去を振り返っていく。
あの時こうだった、この時こうしていれば、その時この人は…色んな出来事が分かっていく事で色んな感情で心に残っていくものはあったが、
終わってみれば『だからどうした!?』と言う感想になった。

役者は良かった。特に森山未來は20代前半から46歳迄の時の流れを圧巻な芝居で見せてくれた。素晴らしいとしか表現出来ない。
まぁ役者だけの力では無いだろうが。
個人的に伊藤沙莉好きなのだが、この映画に関しては彼女でなければならない理由が余り感じられなかった。めちゃくちゃ上手だなと思うが、キャスティングの問題かな。違う映画と重なってしまうのも勿体無い。

凄いと思う所もあれど、内容としては結果何を見せられたのだろうと言う印象で普通。
物語としては何も得るものが無かった。
小説は面白いのだろうか?

過去を振り返っても、それがどれ程美しくても…過ぎた時間は戻らないとただただ当たり前の事を納得しただけだった。
キラウエア

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