ジンロク

偽りの隣人 ある諜報員の告白のジンロクのレビュー・感想・評価

4.0
序盤はコメディなのかと思わせるゆるめの展開。諜報員たちの仕事ぶりもいい加減。出世と金にしか興味がなさそうな使えないやつばかり。
「緩和」から始まり、中盤からは一気に「緊張」が高まる展開。前半の緩さが、中盤以降の緊迫化をより引き立てます。最後は「友情」と「信頼」を貫いた二人に拍手喝采となりました。
それにしても権力は怖い。ややコミカルに描かれてはいるけど権力の本質はよく描かれていると思いました。これは軍事政権下の韓国が舞台になってはいるけど、政治的な発言が一斉に炎上したり、同調圧力の強まった日本でも、いつそうなるか分からないと怖くなる今日この頃です。