ロアー

偽りの隣人 ある諜報員の告白のロアーのレビュー・感想・評価

3.7
年末のU-NEXTのポイント消化にて。

「7番房の奇跡」の監督、イ・ファンギョンによる韓国映画です。「キングメーカー 大統領を作った男」を観てから韓国の政治映画にも興味を持ち始めたので鑑賞。

「7番房の奇跡」と同じく、前半はかなりコメディ色が強いのに、後半でめちゃくちゃ泣かされる仕様でした。
この映画、ハングルの意味は分からないけど英題は「Best Friend」なんですよね。銭湯で一緒に汗を流せば、そこには1対1の裸の人間がいるだけ。
諜報活動に暗殺計画、政治思想やなんやらいろいろあるけど、全部取っ払った時、そこに見えた1人の父親、1人の人間の姿こそ真実。

「キングメーカー」がきっかけで見た映画だったけど、メインとなる2人の関係性や進む方向はある意味正反対な映画でした。

MEMO---
・こんな大変な時に子犬買ってる場合じゃねぇ〜!犬を巻き込むな〜!犬は、犬だけはなんとしても守れ〜おぉおおおぉ〜!って叫んだよね
・国家側は二度も同じ手を使うとか・・・え、バカなの?
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