富士山

偽りの隣人 ある諜報員の告白の富士山のレビュー・感想・評価

5.0
日本だと三谷幸喜さんあたりがやりそうなシチュエーションコメディですが、クオリティや格調はこちらのほうがはるかに高い。はじめの方は、ドタバタ感やギャグテイストが時代設定と合わないかなという感じはありましたが、最後はギャグとシリアス、ご都合主義とリアルの絶妙なバランスの娯楽作品になっていました。お涙頂戴のヒロイズムとギャグのバカバカしさ、歴史的背景とあり得ない展開が絶妙で、こんな非大作的な作品でもこのレベルを叩き出す韓国映画の平均の高さに改めて感服しました。
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