俳優陣は死ぬ程豪華。様々な作品に彩りを与える名バイプレイヤー達が全編に渡って映り続ける。アッここにもそこにもあそこにも…この人こんな使い方するなんて…贅沢味がスゴい。役所広司や有村架純は主役級だと思うけど。反面物語や展開はグダグダめ。ファン作品・ドラマSPの域を出ないので、初見の方は俳優名鑑閲覧してるつもりで観ると良いカモ。パロディ作品も味があるw
役者本人が本人役を演じており、どこまでが素なのか境界線が分かり辛いが、観客のこの役者さんはこうあって欲しい願望を叶えてくれていてるし、ドラマや映画撮影の幕間が見れるのは映画ファンなら嬉しいサービス。
濱田岳のちょっと痛い感は普段の彼が透けて見えてクスリ。役所広司はやっぱ何か変な人なんだろうな笑。
そして脇役と言えば、松重豊・光石研・田口トモロヲ・エンケンの脇役主人公(?)四人衆。彼等のワイワイガヤガヤわちゃわちゃしている様はホント仲良さそうで楽しそう。それだけに大杉漣さんをもう彼等と一緒の画面で観ることは出来ないのだなということを改めて痛感。ポートレートあんなん泣いちゃうよ。
撮影所という俳優さん達の人生の場で綴られるお祭りの様な作品です。
