このレビューはネタバレを含みます
こんなにエンディングのクレジットが楽しみになる映画、はじめて。
ドラマシリーズも含め、バイプレーヤーズを観ると、私のような演劇部すらかすってない人間にまで、どんな脇役でも小さい役でもカメラが回ってるときは全力だと伝わるのだ。
今回この映画は役者の役者たる熱さをもちろん感じることができる。
ただ、役者さんたちがマイクや照明など裏方にも全力で回る姿をみると、これまでの役者さんたちの思いだけでなく、表に語られることの少ない制作者側の熱量も役者さんたちと同様にあるのだと胸を打たれた。
ほんとうにこんなにクレジットを隅々まで見ようと前のめりになった。
また、ドラマ版から見て思うのが、「CTO」「大合併」「わたしの番です」などなどほんとに観たくなるし、実際あったんじゃないかと錯覚してしまう…笑
「大合併」のOP映画館で見るのなんかツボだった。笑
誰か一人でも好きな俳優さんが出ていたら見て欲しいと声を大にして言いたい。
きっかけはなんであれ、バイプレーヤーズを観れば、主演とバイプレーヤー・製作者側にまで目を向けられるようになり、いろんなエンタメを大好きにきっとなる。