きよこ

愛について語るときにイケダの語ることのきよこのレビュー・感想・評価

4.2
「シンプルな情熱」とこれで迷っていたけどサマーフィルム…で爽やかになったあとにこの2本で迷う私も私だなあと雑食癖を呪いながら鑑賞笑笑。

女性2人組と私の3人。「この映画、ある意味シンパシーを感じますよ」と、ささやき支配人😎
それにしてもこの映画館のラインナップの恐ろしさよ。スケジュール管理できんぞ😤笑。


わーー最初からとんでもないシーンだった🥺え?いいの?他の2人大丈夫?私はテレクラキャノンボールを男だらけの映画館で観たことあるから、多少の免疫はあるけど😳🤣


障害を持ったイケダが風俗にいき、何度も映像に撮る。彼の日常を包み隠さず全てを記録している。病気になってもやりたいことはやりたいと欲に正直だ。時にはインタビューのBGMが撮りためた女性の喘ぎ声になっていたりしてワロタ笑笑。


愛することをあまり意識してこなかったイケダ。
偽物の愛でもいい。その瞬間暖かく包んでくれるなら。
好きとは言えるけど愛するってなんだろうと話していた。彼なりの障害との向き合い方だったと思う。次第にイケダは関係性を欲するようになる。虚構の彼女作りは意外な方向へ向かう。


『愛してるって言ったことある?』
イケダの言葉が胸に突き刺さる。。。

もちろんイケダは言ったことがない。
彼なりの自由に生きてきたし、同棲したこともあるけど生活になってしまうと続かない。
性の対象と生活の対象は同調できないというのも一理ある。。。同じ温度が心地いいのもわかる。


実際私も愛してる?って相手に聞いたことはある。でも素面で自分から愛してるって言ってないかもしれない😂家族ならすらっと言えるけど。


好きやI love youはサラッと言えるけど、愛してるって簡単には言えないなあ。自分で選んで自分にも相手にも責任感じる言葉なのは間違いない。



全てを曝け出せるイケダに嫉妬した。
彼の闘病生活と性生活。
全てそれはイケダでしかないから。


わーーー凄いもの残してくれたなあ😭
きよこ

きよこ