ゆべし

マ・レイニーのブラックボトムのゆべしのレビュー・感想・評価

1.5
SP盤時代の録音スタジオでの黒人ミュージシャン達の会話劇。戯曲の映画化みたい、と観ていたが実際そうらしい。1920年代のシカゴを再現する映像美術はクオリティ高いが、スコセッシ的に言うとこれは戯曲の映画化であってシネマでは無いと思う。セリフがぎっしりと詰め込まれ説明されるので観客自らがドラマを感じ取る隙間が全く無い。BLM運動の空気読んでネトフリが予算つぎ込んだのだろうな、とか穿った見方をしてしまう。白人が好きそうなBlack cinema。
SP盤録音スタジオでのアセテート録音の機材とかは興味深かった。
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