久々に音楽映画を観たくなって、で選んだ本作。
あぁそうか、チャドウィック・ボーズマンの遺作だったのか...
ブルースは好きだけど、深くは知らない。
マ・レイニーの名もこれで初めて知った。
ヴィオラ・デイビスのド迫力には圧倒された。
こんな超我儘オバサンに振り回されるのはまっぴらだけど、当時の黒人女性として目いっぱいつっぱってたんだろうなと思う。
プライドを守る為、強固な甲羅を着込んでたんだろうなって感じ。
黒人差別を変化球で訴えるスタイル。
同じ黒人でも、同じブルースマンの中でも意見は違う。
人ってそういうもの。難しいよね。
終盤の展開は全く予想外で、それゆえ心を抉られたよ。
あぁ、レヴィーの未来が(゜-゜)...
舞台劇っぽいって思ったら、やっぱり原作は戯曲なのね。
シカゴ・ブルースも今のラップも根っこは同じ。
虐げられている者の心の叫びだよね。
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