まず雰囲気がいい。役者オーラのある人を集めてる感じが好き。無駄なキラキラがなくて、邦画感が私に刺さる。
ああいう真っ直ぐな付き合い方をする友人がいるのが羨ましい。私にはいるかな。私が死んでも側に感じてくれる人。別に感じて欲しいわけじゃないけど、私がいたってことを年に3回くらいは思い出して欲しいな。
それぞれの思い出と、現在が絡んで進んでいくスタイルは私とても好き。他には誰も覚えてないんだろうけど、きっと自分だけが忘れられないエピソードってあって、それってなんで覚えてるんだろうっていうどうでもいいものだったりして、でもそのどうでもいいものの中にこそ関係って現れてたりするわけで、このストーリーにはそれがバチバチにハマってた。
あとは、心臓が出てきてからもうフィナーレかなって思ったらまだあって「まだあるんだ」って思った。
前田敦子いい役もらえてたね。こういうの合ってると思う。よかった。
あと、ちょいちょい有名どころ挟んでくるの好き。城田優、岩松了がよかったね。あと、なんといっても滝藤賢一だね。サイコー。プラスして藤原季節と高良健吾が好き。ルックスも演技も。