死ぬほど寒い演出、出オチすぎる設定、ダルくてよくわからん編集のオンパレードで久々にやばめな映画観てしまった。
終盤に差し掛かり何点をつけてやろうかと考えていたそのとき、思いっきり顎にカウンターを喰らって骨が砕け散った。
死ぬほど寒かった演出も、出オチすぎた設定も、ダルくてよくわからなかった編集も全てこのためであり、本当の意味を理解できた頃にはもう泣いてしまっていた。
以下ネタバレ注意
まさかララランドや藤本タツキのルックバック的な展開をするとは。完全にやられたし大好物である。
心に見えない傷を負ったガキっぽい連中が対話と回想≒セラピーを通して大人になるまでを描いており、
あの変な演出も今視点でお互いに思い出を語り合っているからこその演出だった。
別れ際の後悔をもう一度記憶の中でやり直す演出は映画だからこそできる素晴らしい演出だった。誰かを亡くしてしまった後悔を救ってくれるような作品でした。
あと前田敦子良かったな~
