紫陽花

世界で一番しあわせな食堂の紫陽花のレビュー・感想・評価

世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)
5.0
とにかくフィンランドの原風景の美しさに圧巻でした。

ストーリーは予定調和でしたが、のんびりとした余暇の様子=釣りやサウナ、筏の上の飲み会など、羨ましいくらい時間がゆったり流れていて、フィンランドの短い夏を楽しむ地元の方々の愛に溢れた映画でした。

主人公の中国人親子とフィンランドのマッチングもなぜか不思議とぴったり相性が合っていて素敵でしたね。

女優さんも美しく凛としていて、子役君も可愛いくてチェンも見れば見るほど魅力的でした。

ミカ・カウリスマキ監督作品は初めてでしたが、弟さんとはまた違ったタッチですが、とても素敵な作品でご兄弟が生まれ育った環境の良さがバッチリ出ている印象でした。

これからもカウリスマキ兄弟の作品から目が離せません。