Maririri

キャラクターのMariririのレビュー・感想・評価

キャラクター(2021年製作の映画)
4.1
ひっさびさに鑑賞後間髪入れずに備忘しときます。

キャストが菅田将暉・小栗旬・高畑充希・中村獅童と贅沢三昧なメンツ。客引きだろ、どうせ?という私の邪悪な横槍を成敗しときます。どちらの方向に向けばいいかわかりませんが土下座。

何が凄いってこの塊吹っ飛ばす勢いの人登場。いや…すごいよ、Fukase。さすがSEKAI NO OWARIってバンド組んでるだけあるわ。そりゃもう酷い殺人鬼ぶり。ほんとにあんなヤツに目つけられたら世界の終わりだよ。

かなりの私感ですが、ミュージシャンが演技しだした時って大概やらされてるか、勘違いしてんなって思う事が多くて「曲を作りなさいな」って、その違和感に天を仰ぐ事がしばしばだけど、忌野清志郎と泉谷しげるぶりにきたな、天才。2時間ずーっと気味悪い。ポスターには"美しき殺人者"ってあるけど、ご多分にもれずだが美しいがどこか教えてジュセヨ。全然美化すべきとこないから。そのくらい生きてる感じがない。別の生き物みたい。いやあ…すごい。(なのでコピーが無いパンフ載せました)

ストーリーは韓国ノワール的で、作品序盤に事件現場に雨が降るんだけど、かなりぽいです。今更気づいたけど韓国と決定的に違うのはグレイの深さな気がする。エフェクトなのか…韓国映画の独特のカラーリング。行ったことないから解らないのだけど、そういう天気なのだろうか…?同じアジアでも日本、韓国、香港、台湾、ベトナム…、明らかに違う色味がある。それだけの違いで残酷さや悲しみの伝わり方が違うのはとても興味深い。

潔く主要キャラを退場させるのも衝撃的です。
スクリーンで観ときゃよかったかな。