ゆき

キャラクターのゆきのレビュー・感想・評価

キャラクター(2021年製作の映画)
4.0
共作者

いい意味でとても気持ち悪く、あざとい作品でした。
シーンごとに目つきも顔つきも声色も変わる菅田将暉さん。
非常に気色悪く、背筋に悪寒が走るような存在のFukaseさん。
熱量と愛敬のある仲介役となる小栗旬さん。
サスペンス要素も少し残しつつ、わざとらしい演出と注目点にしっかりスポットを当てた展開がわかりやすい。
グロテスクに振り切ればもっとえぐみも出せるのでしょうが、エンタテインメントとして楽しめる範疇にすっぽりと収まったサイコ作でした。
劇場で観てたら少し気持ちを持っていかれそうなので、自宅でわーきゃー言いながら見れたのがちょうど良かったのかも・・・!
×××
絶対的な画力を持ちながら、漫画家として独り立ちできずにいる青年。お人好しな性格から悪役キャラクターを描けずにいたが、ある日『絶対的な悪』と対峙する。そして彼の生活は一変した。
ゆき

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