日本人にとってはやや複雑な
植民地時代や
慰安婦問題が背景のサスペンスですが
日韓問題は
実はまったくテーマになっておらず
むしろ
そこに気を取られる視聴者が多いなら
それは制作側の失敗ともいえそう。
冴えない副題をつけていいなら
”責任転嫁の代償” かなあ。
80代の末期がんで
認知症の復讐者を
実年齢50代のイ・ソンミンが熱演し
その孫世代バディに抜擢されたのは
憎まれない俳優No1
ナム・ジュヒョク。
キャスティング
ばっちりだったと思います。
緊張と緩和の擬人化(笑)
韓流=復讐モノの印象も
まだまだ根強いですが
認知症が絡んでいることで
王道で進めている駒が
予測不能なマスに止まるズレもあり。
人によっては
きっと泣けるサスペンスです。