予想以上に重い作品でした。
愛して頑張りすぎてることで、母親が自分と息子を少しずつ殺していく。
母親役が各々の問題をうまく演じていますが、柴崎楓雅が贔屓目もあり存在が大きかったです。
大東駿介とのシーンは見応えありました。
女尊男卑と言われそうなほど、出てくる男がどうしようもないやつばかりなのです。
これも共通点の1つってことかな。
そうなると母親が頑張るしかないのか。
山口紗弥加はもっと動かすべきだったと思う。
涙を流し、抱き締めることだけでは変われると思えないけれど、
きっかけの1つとして希望あるラストだったと信じたい。