Ren

Mr.ノーバディのRenのレビュー・感想・評価

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)
3.7
【Nobody】



■総合評価
演出   ★★★★★
ストーリー★★★☆☆
キャスト ★★★☆☆
音楽   ★★★☆☆
映像   ★★★★★
おすすめ度★★★☆☆



■key words
[猫の首輪][バス][ラザニア]

「心の底では偽りだと分かっていたよ。思っていたより長く続いた。」

「加速は今から俺が測ってやる」

「この家はあるかな、地下室が。」



■感想
予想してたよりも面白かった!

 ・序盤の平凡な“Nobody”の日常
 ・その”Nobody”を変える(戻す)強盗事件
 ・強盗犯宅への乗り込み
 ・バスでの5対1での戦い
 ・自宅での銃撃戦
 ・ロシアマフィアとの駆け引き
 ・最後の会社での銃撃戦

これらが90分の短い時間の中でテンポよく進められていく。序盤の平凡さと、後半のド派手さの対比がとても印象的でストレス発散になる!笑



そして、冒頭の【key words】にも書いた、
「心の底では偽りだと分かっていたよ。思っていたより長く続いた。」
このセリフが、この作品を端的に表現していると思う!

奥さんと子供との平凡で平和な日常生活を送っていても、心の底にある自分の本当の正体は偽りきれない。

それは主人公ハッチも、その元FBIのお父さんも一緒。だからラストの銃撃戦が本当にスカッとする!



また、
オープニングの月曜日から金曜日までの映像の魅せ方がとても印象的!あれを最初に持ってくることで、物語がテンポよく進められていた!
Ren

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