Mr.ノーバディのmiinaのネタバレレビュー・内容・結末

クリント・イーストウッドみを感じる、男のロマンが詰まったような作品。一見弱くてダサい男が実は元政府組織のエージェントで死ぬほど強い、って授業中に想像するようなワクワクする題材。
序盤数分で彼の単調でつまらない生活を表現している部分は、短時間でメッセージが伝わりやすい。派手なアクションのシーンほど、音響に音楽を重ね合わせるところが革新的で良い。キャラクターたちの昂りはこっちの方が伝わりやすいと思う。
敵キャラの感じや主人公のおじさんらしさだったりミザンセンはクラシックなアクション映画感があり、尚且つ編集のカットの仕方や文字の入れ方は現代らしいモダンなアクション映画感があって、どちらの世代にもハマる作品だった。