過去のが低いと思ったので、レビュー見直しました！
この作品は紛れもなく僕の中のしんちゃん映画No.1！
しんちゃん初のミステリーということなんですが、わりとしっかりしてて見応えあります!
そして、もう一つのテーマが「青春とは?」
この王道のテーマをいかにもしんちゃん映画らしい答え方をしているのが素敵！
当時僕は大学生で、コロナ禍に突入し、やりたかったこと、予定してたことが全てなくなって学生らしい時間を過ごせぬまま就活を迎えて…
どこにぶつけたらいいかわからない悔しさでいっぱいでした。そんな僕の学生時代も青春だったんだと肯定してくれるようなこの作品後半の「青春とは?」ラッシュに笑顔と涙が溢れました。そんな補正もあるかもですが、僕にとっては特別な映画です。
そして、この作品は「しんちゃん終わっちゃうの?」って思うくらい踏み込んだ映画でもあったと思います。今いるカスカベ防衛隊の5人も1年後、2年後にはもしかしたら一緒にいないかもしれない…
遠い未来の話ではなくてすぐそこにある未来に触れているのが印象的です。
実際、幼稚園の頃毎日のように遊んでいた友達と大人になってからも付き合いがあるかというと、全くない人の方が多いと思います。（※「超時空オラの花嫁」でも明らかになってます。）それを理解している風間くんと、まだまだ子供な他4人とのすれ違いもすごく切ないんですよね…
そして、主題歌の「はしりがき」も素晴らしい！エンドロールでも号泣しました…
