私はグッチのお家騒動のことを全然知らなかったのでそういう意味で新鮮な気持ちで楽しめた。だがちょっと長過ぎて眠くなったなー。占い師のシーンが全体的につまらなかった。
あらすじでパトリツィア(ガガさん)は貧しい家庭で育ち…って書いてあったけどそんなに貧しくはないんじゃないかな。もちろん家柄の差はすごくあって反対されるのもわかるが。グッチ家ってトスカーナ地方のお家なのね。そしてその子孫は商才が無かったということね。話に出てくるお金の単位がリラなので円に換算できなくて難しかった。
グッチ家に入る前と後でファッションも変わっていくわけだけど、何着ててもドヤって顔で着こなしてるのは、ガガさんさすがの存在感。あのワガママボディーと強い目!アカデミー賞のレッドカーペットも楽しみだね。りょんりょん先生が「歌手は女優よ」と言っていて、ガガさんとか本当にそれを体現しちゃってる人だなあと思った。服を着こなしてるだけじゃなく、演技も良かったよね。初めてマウリツィオのお父さんと食事するシーンで格差とか品の無さがちょっと出ちゃってる感じとか、スキー場でドヤって浮いてるところとか。
アダム・ドライバーは初心(うぶ)で無欲なぼんぼん役で「最後の決闘裁判」と正反対の役。食い気味なガガさんを受ける演技。またこれが上手くてさすが。ロンドンのプレミアでは彼だけバーバリー着てきた(バーバリーとの契約があるのかな)。
20代で出会ったところから二人が演じてるのだけどCGとかで若くしてるのかな。メイクでいけたのかな。
グッチ家からしたらみっともない話だけど、もう誰もいない新生グッチなので全面協力。銀座のグッチで衣装など見られるらしい。
英語のことで聞きたいことが結構思い浮かんで先生に聞いてみようと思った。