Yellowman

ハウス・オブ・グッチのYellowmanのレビュー・感想・評価

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)
4.0
ポップで、マッドなコメディ&クライム。

レディー・ガガの怪演とアル・パチーノ、ジャレッド・レトの滑稽さとアダム・ドライバーの裏打ちされた演技力に魅せられる2時間37分。

誰もが知っているハイブランド、GUCCI一族の崩壊を描いた実話がベースの今作。
豪華キャスト陣の中、最も評価を上げたのは間違いなく、レディー・ガガだろう。イタリアの血が騒ぐパトリツィア役を見事に演じ切っている。
のっけから、日本語をブチ込んでくるアル・パチーノも80歳にして、精力溢れた演技で終始、存在感を放つ。特殊メイクのジャレッド・レトのダメ息子っぷりも素晴らしい。(ゴールデン・ラズベリー賞受賞)今や、名監督からのオファーが絶えないアダム・ドライバーの本編の中での序盤は純朴そうな青年から、やがてブランドのボスとしての豹変っぷりも見事。だが、この長尺の作品で、観た者への強烈なインパクトを残したのは、レディー・ガガだろう、
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